消えとは?/ マイワン
[ 812] asahi.com:「ファミコン」消え「KY」続々 辞書ことば栄枯盛衰 - 文化・芸能
[引用サイト] http://www.asahi.com/culture/update/0330/TKY200803290301.html
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「ファミコン」が消え、「NW(ノリ悪い)」が生まれる。辞書編集の現場では、死語と新語が交錯している。三省堂国語辞典は初版から5度の改訂で2万近い語を削った。明鏡国語辞典をつくる大修館書店は、増殖する「KY(空気読めない)」式の言葉を集めて本にした。どんな言葉が消え、どんな言葉が生まれているのか。 現在使われる言葉を積極的に入れるのが方針の三省堂国語辞典。昨年12月に出版した6版の収録語数は、60年の初版と比べると2万以上多い。一方で、過去5回の改訂で計2万近い語を削ってきた。 今回削除されたのは、対象そのものが消えた「仮名タイプ」「漢テレ」「郵便年金」「Pメール」のほか、忙しい人をさす「おいそがし」、遅れず休まず働かずというサラリーマンの処世術「三ず主義」など使われなくなった流行語もある。妻にあまいという「さいのろ」は、死語の例として残った。 固有名詞は掲載を抑える傾向がある。5版で入った宝くじの一種「ロト」「ミニロト」「ナンバーズ」、4版で入った「ファミコン」「ウルトラマン」も今回削除された。一方、同じキャラクターでも、妻の実家に同居する夫という意味の「ますおさん」や、聞き耳をたてる意味の「耳をダンボにする」は新たに載せた。 編集者たちが「断腸の思い」で削除するのは、新語を入れるためだけではない。意味が広がったために説明文を増やした語も多いからだ。「かぶる」がダブることも意味し、「べた」が「表現がありきたり」の意味を帯び、「まったり」は「ゆったりとした様子」を表現する言葉になった。 今回削除したのは100語程度とこれまでで最も少ない。予定より30ページほど増やし、「赤ゲット」「ナウい」「おニュー」も議論の末に残した。ただ、版を重ねるごとに厚みは増し、6版では1632ページに。これ以上増やすと今のサイズと価格では収まらなくなる。 編集部内では、次の7版で、削った言葉を一覧にして載せるという案も出ている。辞書会社にとって、新語や削除語は「企業秘密」。編集者の奥川健太郎さんは「それでも、そんな言葉があったという記録を残す必要があるのでは」という。 このほかにもローマ字略語の投稿は多く、驚いた編集部がインターネットでも調べたところ、数え切れないほどの言葉が飛び交っていた。 明鏡の編者の北原保雄・元筑波大学長は、パソコンでローマ字入力が当たり前になったため日本語のローマ字表記の頭文字を略すようになったとみる。「究極の省略語と言えるが、仲間だけで文脈で理解し合う言葉が多いので消えていくのも早いだろう」 歴代の新幹線からリニアモーターカーをはじめ最新鋭の車両まで、先頭車両の複雑な曲面を形にするのは職人の技だ。 asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 |
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